394639 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

走る物流マンの給水所

走る物流マンの給水所

秋川渓谷自然人レース(2006.04.09)

秋川渓谷自然人レース 2006.04.09



今日は朝から快晴で、やや冷たい北風が吹いているが、レース日和だ。
朝は立川駅で珍しく乗る電車を間違えて高尾方面に向かってしまったが、リカバリーは順調に行き、受付時間ぎりぎりで間に合った。

さて、レースの会場は、あの「ハセツネ」と同じ武蔵五日市駅。駅から5分ほどの秋川渓谷の河川公園だ。会場に行くと大勢の選手がすでにスタートを待っている。また応援の仲間はすでに近くの河原でバーベキューの準備にとりかかっている。レースの後には野外特設ステージでJAZZオーケストラ「渋さ知らズ」ののライブが催されるそうだ。
sakura.jpg

レースは10時スタートで、秋川の河川敷を上流に5km上って折り返す「精進コース」と2.5kmを上って折り返す「ファミリーコース」の2種類。「精進コース」は上流で岩場を越えたりするためヘルメット着用が義務づけられている。また、川の向こう岸へ渡るために腰ほどの深さをクリアするようなコース設定になっている。特に今回は数日前の雨で水かさが増しており、本来の「落合橋」まで行くには背丈ほどの深さを越えないと行けないそうで、危険なため、数百メートル手前に折返し点が設けられた。水温10度、気温は15度位だろうか、満開を過ぎた桜が散り始める中、レースはスタート!


500人くらいの集団が河原を一斉にスタート。いきなり川幅一杯に集団が広がって走り出す。同時に水しぶきが上がり、歓声が湧く。水遊びと言えばそれまでだが、私も童心に返って川の中をじゃぶじゃぶ走り出す。靴はモントレイルの「キナバル」、小石が入らないようにと内蔵されたカバーが足首まで覆ってくれるので、安心して走りに専念できる。パンツは知る人ぞ知る「海パン」、もともとトライアスロン用のパンツなので、水泳も自転車もランもこれ1着でOKなのだ。

上流に進むに連れて河原が狭くなり、向こう岸へ渡る回数が増えてきた。またコース取りも難しくなってきた。前の人に付いていけば問題ないが、たまに前の人が深みにはまったり、大きな岩に行く手を遮られたりして、迂回したりもする。夏なら思い切り川を泳いで渡っても楽しいだろうが、今は寒すぎる。

小石がごろごろする河原や水の中は走りにくく、うっかりすると足を挫いてしまう。何回か足首を捻ったが、幸い大事には至らなかった。冷たい川の水で足首はすっかり冷えて固まってしまい、柔軟性が無くなっている。私は関節が硬いので、こんなところで捻挫なんか出来ない。どうしても走りは守りに入ってしまい、スピードが出ない。

そろそろ折返し地点が迫ってきたが、結構深い所を渡らなければならない。みんな意を決して深みに挑戦してゆく。私は一瞬バランスを崩し、へそまで水に浸かってしまった。もちろん2の腕も水の中。泳げたら良いのに・・・と思いながら折返し地点を通過、ナンバーカードにマジックでチェックを入れてもらう。

今来た道を戻るのだが、人によって走るコースが違うので、たぶん違うところを走っているみたいだ。残り2.5km地点で30分後にスタートした「ファミリーコース」の親子連れが折り返している。正直言って小さな子どもも参加しているせいか、スピードは出しにくい。コース取りも慎重にしないとぶつかってしまう。

あっという間に前方に会場が見えてきて、ラストスパートだ。と言ってもあまり無茶が出来ないので慎重に走る。そして無事ゴール。ずぶ濡れだか気持ちよい。タイムは1時間9分24秒。夕方にはHPに結果が発表されていたが、完走者384人中真ん中くらいの順位だった。
結果はこちら

レース後の楽しみは、だんべえ汁(豚汁?)と自然人風呂。風呂はイモ洗い状態だったのと、湯冷めしそうで止めたが、だんべえ汁は美味しく頂いた。今回はたまたま電車の中で一緒になったTさんと一緒に行動したが、10秒ほどの差で負けた。彼もこれからトレイルの世界に入り込みそうな感じで、私の「営業トーク」が効いたみたいだ。頑張って下さい!
danbe-jiru.jpg
だんべえ汁は美味しかった。

shizen-buro.jpg
自然人風呂=イモ洗い状態。

goal.pdf.jpg
司会進行を勧めてくださった方、お名前が分かりませんがありがとうございました。




© Rakuten Group, Inc.